その模様と、質問と回答、スライドを紹介します。
HCD-Netフォーラム2015で発表します!
(http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/05/hcd-net2015.html)
HCD-Netフォーラム2015 |
題目は、
「カプセルホテル施設におけるカスタマージャーニーマップによる業務改善」
研究発表会なので他の方は、研究だったり、ある期間の取り組みの報告、
新しく導入など、かなり大きなテーマを扱っているようだったので
私のテーマではややピンポイント過ぎるのかなという不安がありました。
そして、トップバッター!
あ、実は要望出したんですよね。
ほら、トップバッターで強い印象付けたいじゃないですかー。
っていうのは考えていなく、単純に飛行機の予約がまだとれていなかったので
できるだけ早めに終わるようにしたかっただけです。
でもこれによって、
予稿集も先頭に載るし、
論文集になったときも先頭に載るってことなのかな?
であれば、かなり効果的だったかも。
トップバッターの重責もあったり、
7年ぶりの論文発表ということもあり、
緊張するかなと思っていたのですが、あまりしなかったです。めずらしく(笑)
周りには前職の見知った方々が多くいましたし、
やはり、参加してる方々は「目指すべき方向」が同じ
なはずなので、理解されるという思いがあったこと、
つまり、質問があっても批判されることはないだろうと思っていたからです。
ということで、発表も無事終了!
発表しています。撮影はU'eyes時代の同僚の方にお願いしました。あとパソコンもお借りしました。 |
論文発表で「聞いてもらえた」「理解してもらえた」証拠でもある質問もいただくことができ、
発表のブランクの割に上出来だったみたいです。
「得た知識を地方で応用しているのがGood!」
「知らない人に理解してもらう方法の参考になった!」
「簡単ですね!」
など、反響をいただきました。
ありがとうございました!
お部屋の規模はこのくらいでした。写真は山田さん。 |
いただいた質問と回答を整理して、掲載いたします。
<質問と回答>
Q1. デザインやリサーチを学んでいない一般の参加者で成功した理由は?
A. 練習問題の際に、徹底して「ユーザーの観察」と「行動の洗い出し」をしてもらい、
書き出してもらって終わりではなく、その様子を見て、不足している場合には、
もっと書き出してもらうように促しました。
これは、インタビューやユーザビリティテストなんかのときと同じです。
参加者(ユーザー)の判断で回答を決めるのではなく、引き出すことです。
Q2. 逆に失敗したところは?
A. 行動や感情の抽出は丁寧に行ったが、「問題点の発見」や「課題解決策の検討」は
参加者にまかせていたため、そのクオリティチェック、担保が図れなかったことです。
そこまで見るには、もう少し時間をかけるべきだったかもしれません。
Q3. いろんな職種の方が参加しているが、グループ分けは何か配慮した?
A. せっかくいろんな方が参加しているので、職種が固まって思考も偏ってしまうのはもったいないので
ばらけるようにグループ分けしました。
Q4. 観察、分析中のモデレーター機能はどうしましたか?
A. 参加者が観察、分析している間は、ほとんど口を出していません。
明らかに目的と異なる場合は止めようと思いましたが、練習の成果かそういうことが見受けられなかったので。
どちらかというと、立ち止まり考えすぎる傾向があったので先に進めるように促すということはしました。
Q5. 休館日での実施ということでしたが、実際とのギャップはどうするの?
A. たしかに実際の営業日とは状況は異なります。
そこを補うという意味では、各担当者がグループにいたので、実際の状況を思い出して
チーム内で共有してもらっていました。これは指示したというより自発的に行っていました。
学生時代には、質問を受け止めることが精一杯で、
質問が的を得ていて、今答えられる内容なのかとか考える余裕がなかったのですが、
自分なりに余裕が生まれて、答えられたなという思いです。
質問していただいたみなさま、ありがとうございました。
こちらが当日発表で使用したスライドです。
実際使用した入力シートの希望や、質問などがありましたら
ここ経由でのメッセージなどお気軽にご連絡ください。
(お仕事の依頼ももちろんです!)
======================================
<実施時の様子を紹介した投稿>
札幌でカスタマージャーニーマップのワークショップを行いました
(http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/03/blog-post_15.html)
(http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/03/blog-post_15.html)
0 件のコメント:
コメントを投稿