ここに来て、もう待たなくてもいいってほど多くのサービスが日本でも提供され始めました。
「Music Unlimited」が終了するというニュースが出た時には、
やっぱり日本では定額制配信サービスは出来ないのかなぁと落胆していたのですが。
AWA……5月27日開始
LINE MUSIC……6月11日開始
Apple Music……6月8日発表、6月30日開始予定。(日本未定)
昨日リリースされた、LINE MUSICに先駆けてリリースされていた、「AWA」。
こちらもLINE MUSIC同様、開始時は無料お試し期間(利用から3ヶ月)になっています。
サイバーエージェントとエイベックスの共同出資による新会社AWAから提供されているサービスです。
「AWA」、「アワ」と読むんですね。
この投稿を書くまで、「エーダブリューエー」って読んでました。
LINE MUSICが、
「音楽をLINEしよう」の通り、LINEのようなコミュニケーションを軸とするならば、
AWAは、
音楽好きのためのソーシャル音楽サービスといったところでしょうか。
ということで、さっそく使ってみました。
インストールし起動すると、なんだか洒落た人たちが音楽を聞いている、
4つのイメージが表示されます。
海辺を歩くひとりの男性 |
部屋でくつろいでヘッドホンで音楽を聞いているひとりの男性 |
電車内でイヤホンひとつで聞いているカップル |
夜ひとり外でたたずむ女性 |
たぶん、想定したユーザー像なんでしょうね。
ここで違和感。
1枚目の海辺の男性は、音楽聞いていない。
この狙いは何なんだろう?
生活に音楽が溶け込む?
海辺で生活してる?
スピーカーから聞いているのか?
さざ波音でかき消されない?
ま、大した意味ないのかな?
屋外/屋内×男女カップルでいうと、
これは、屋外×男の組み合わせ。
普通に街歩きじゃダメだったのかな?
ま、いいか。
ということで、アカウントは持っていないので、
「START」
アカウントを作らずに、利用できるのね。
なんか小洒落てる。
洋楽寄り?クラブ寄り?
まるで海外のサービスみたいですね。でも国産サービスです。
トップ(TRENDING) |
アカウント情報を確認してみると、
「Trial」というアカウントで利用しているようです。
アカウント情報 |
トップから左右スワイプで音楽の探し方を選べます。
TRENDING>DISCOVERY>GENRE>MOOD>RADIO
DISCOVERY |
GENRE |
MOOD |
RADIO |
次に階層を見ていきます。ここではGENREで見ていきます。
GENREの中にいくつかプレイリストが入っています。
これは一般のユーザーがつくったプレイリストなんでしょうか。
GENREの1階層目 |
ひとつのプレイリストを選ぶと、曲リストが表示されます。
2階層目の曲リスト |
プレイリストのコラージュ中央の再生ボタンで再生
画面下部で再生されている曲情報が表示されます。
再生後 |
曲情報を選択すると、再生画面が表示されます。
再生画面 |
LINE MUSICはゼロから考えたUIって印象でしたが、
AWAは、「ザ・音楽プレーヤー!」な印象です。
リピート、シャッフルもアイコンですね。
ジャケットをタップすると、歌詞が表示されます。
歌詞表示 |
実はLINE MUSICも同じでした。気付かなかった(汗)
LINE MUSICの歌詞表示 |
ハンバーガーボタンで表示されるメニュー
それぞれサービス内の各ページに遷移します。
メニューボタンから |
ひと通り触ってみましたが、
LINE MUSICに劣らず、非常に完成度の高いアプリでした。
しかし、同じ定額制音楽配信サービスのアプリといえども、
その性質、コンセプトは全く違います。
LINE MUSICは、音楽っていいよ、とLINEユーザーである10代、20代に
音楽を聞かせる、使わせるサービスであり、
AWAは、やっぱり音楽っていいよね、と音楽好きの幅広いユーザーに
スマホ、IoT時代の音楽プレーヤーを提供するサービスなのではないかと思います。
開発者インタビューでもこのように言われています。
インタビュー:利便性を徹底的に追求した「AWA」のUI/UXデザイン
(http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/41405/)
『あくまで主役は音楽であり、CDジャケットなので、「AWAはこの色だよね」という印象を与えたくありませんでした。』
『ユーザーから人気DJ、音楽プロデューサーまで、一人ひとりが想いをこめてつくった「プレイリスト」を軸に、新しい音楽に出会えたり、リコメンドされることで、好きだった音楽に再会できたりするのは、AWAの特徴だと思います。』
どちらも無料期間のうちは使い続けて、
比べてみようと思います。
でも、試用期間ってのは、UX的にはどう考えればいいんだろう。
試用期間が終わったら「はい、サヨナラ」なのか、
試用期間でも飽きさせず、有料でも使い続けてもらえるような
サービスデザインができているのか、という観点で考えればいいのか。
それとも、そもそも有料でスタートしても使ってもらえるものがベターなのか。
という意味では、おそらく有料でスタートする、Apple Musicが
どこまで、LINE MUSICとAWAに追いつけるか、ユーザーがつくのかが
見ものですね。
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<過去の定額制音楽配信に関する投稿>
8月9日まで無料で聴き放題!LINE MUSIC始まる
(http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/06/89line-music.html)
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