「地方は自分で考えろ!」
先ほどまで放送されていた「カンブリア宮殿」で梅原真さんが言っていた言葉。
本当に素晴らしい言葉だなと思った。
(感銘を受けて、この投稿を書いています)
(感銘を受けて、この投稿を書いています)
「デザイン北海道ブログ」と名乗って、このブログをやっていて
いつかこの「デザイン」の想いを書かなきゃなと思っていたのですが、
かなり近かったです。ちゃんと書かなきゃ!
で、この言葉が出てきた経緯は、
地方は黙っていたら、金の像とか作っちゃうか、
コンサルティング会社に丸投げしちゃうしという流れだったかと思う。
思うのは、突き放す言葉のわけではなく、
丸投げするのではなく、梅原さんのようなデザイナーや協力者とともに
一緒に考えなきゃダメだということだと思う。
そして、梅原さんがやっていることを、村上龍は「デザイン以上のことですよね?」
というニュアンスのことを聞いていたが、いやいやと思う人も結構いたと思うし、
その通りと思う人もいたと思う。
でも、何のことはなく「デザインは問題解決をすること」だから。
デザインの本質をやっているだけ。
でも、それってある程度の都市になると、なかなか出来ないことなんだと思う。
どうしても、パーツパーツのデザインを分担することになってしまっている。
しかし、地方となれば(どのレベルが地方なのかはよくわからないけど)、
パーツではなく、すべてのデザイン、問題解決のデザインができるし、
そうすることで喜んでもらえるということだと思う。
それが地方創生と言わなくても、そうなんだと思う。
北海道という地方に住んでいる限り、
そんな活動をやっていけたらなと思う放送だった。
そんな活動をやっていけたらなと思う放送だった。
でも、いわゆるデザインのスキルは持っていないので
協力してやっていかなければならないですよね。
番組で紹介されていた梅原真さんのデザイン
番組内で梅原真さん(梅原デザイン事務所)が手がけたものとして
紹介されていた商品。
漁師が釣って漁師が焼いた
島じゃ常識さざえカレー
しまんと地栗
四万十とおわ村
四万十ひのきのかおり板
きびなごフィレ
tretre
砂浜美術館
思い出せる限り。
こんなところだったかな。
※たぶん、事務所のサイトってないんですよね。
たしかに、地方で頼まれて仕事する限り、わざわざ世界中に
公開する必要はないか。
村上龍の編集後記(転載)
『「デザイン」は、経済全体をカバーするキーワードとなりつつある。
製品の外観にとどまらず、開発意図から宣伝戦略まで、デザインと問われるようになった。東京の後追いなど眼中になく、高知の自然に根ざす梅原さんは、「ユニーク」「型破り」などと評されることが多い。だが、そもそもデザインとは、作り手と受け手をシンプルに、また正確に、結びつけるものだった。生産者と消費者を信頼でつなぐ、それがデザインの役割だった。単なる「装い」に堕落したデザインがいまだに主流を占める中、梅原さんの考え方こそ、まさに「正統」である。』
そして、村上龍さんの編集後記がすばらしかった。
引きこまれました。
『「装い」に堕落したデザイン』って、すごい悲しいことですね。
梅原さんにも村上龍さんにもやられた!という放送でした。
2015年10月29日放送 梅原デザイン事務所 梅原真氏/カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20151029.html
高知県産業振興センター 情報プラットフォーム デザイン特集2
(梅原さんの想いが書かれています)
http://www.joho-kochi.or.jp/johosi/0908/design02.html
高知県産業振興センター 情報プラットフォーム デザイン特集2
(梅原さんの想いが書かれています)
http://www.joho-kochi.or.jp/johosi/0908/design02.html
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